気高き心は砕かれて、欲望の昏き水底へと沈められる

【1】手掛かりを残していただけました

 赤道近くに位置する中南米の某国。その地下で眠っていた希少金属の鉱脈を発見したことで、急速な近代化が進んでいた。
 首都の中心部では多くのビルが建ち並び、区画整理の行き届いた街並みには高級ブランド品のショップが並ぶ。高級車や綺麗な衣服を着た住民たちが自信に満ち溢れた顔で行き交っていた。
 だが、その区画から一歩踏み出すと、景色は一変する。今にも崩れ落ちそうな古びた家並みが並ぶ旧市街地が現れるのだ。
 煤汚れた建物の隙間を埋めるように違法建築物が建ち、道端にはボロ布をまとった物乞いやストリートチルドレンの姿が目につく光景は、中心部とは対照的だ。両者には明確な貧富の差が見てとれてしまう。
 近代化による恩恵は全ての国民が恩恵を受けるにはいたらず、貧富の差を招いていたのだ。
 それでも、チャンスを求めて地方からやって来る者はあとを絶たず、そうして、夢破れた者たちが旧市街地へとなだれ込んでいくのだ。
 その結果、旧市街地には隙間を埋めるように違法建築物が建てられ、周囲には増えていくバラック小屋によって巨大化の一途をたどっていた。
 その勢いはすさまじく、今では近くの山肌まで埋め尽くす勢いだ。
 もはや行政の管理も届かず、違法建築によって道も変わり、正確な地図もない状態なのだ。
 当然、警察の目も届かず治安も悪化していた。犯罪者が巣食う根城となるのも時間がかからなかった。
 毎日のように殺人事件が起こり、強盗事件や身代金誘拐など日常茶飯事だ。
 そうして、死と犯罪の渦巻くスラム街には数多くのギャングが台頭していったのだ。

――その中のひとりに、カルロス=アルメイダがいた。

 彼は、この旧市街地で生まれ育った若者だった。物心がついた時にはストリートチルドレンであった彼は、同じ境遇の仲間を集めて悪さをしていたのは他の連中と同じだ。
 盗みや暴力事件もよく起こした。だが、顔見知りの住人が困っていれば、手を貸してやる点が他のギャングとは違った。
 住人たちの迷惑になっていたギャングを追い払ったことを契機に、街の用心棒のような立場になっていた。
 けして彼らは善人ではない、明確な犯罪者ではあったのだが、彼らなりに一定のルールを持つようになっていったのだ。
 そうして、特にリーダーであるカルロスの人情深い人柄から、次第にスラム街の人々から信頼を勝ち得ていき、ら二十年が経過した現在は、スラム街をはじめとした首都周辺はカルロス・ファミリーの縄張りとなっていたのだった。


 ところ狭しと古びた建物が並び、迷路と化した道を三台のSUV(スポーツ・ユービリティ・ビークル)が粉塵を舞い上げて疾走していた。
 傷ひとつない艶やかなボディの最新モデルで、すべての窓にはスモークが張られて内部はうかがえない。
 その車が進むスラム街の道は非常に狭く、歩いている住人や好き勝手に開かれている出店によって、さらに狭くなっている。
 その上、老朽化によって崩れては建て直されるボロ建物によって、スラム街の道は毎日のように変化する。
 それなのに先頭車は、見事なハンドルさばきで進んでいくのだ。
 三台がようやく停止したのは、スラム街の深部にあたる地域だった。
 特に治安が悪く、犯罪率も高い区画のため、警察すら少数では足を踏み入れるのを避けるような場所なのだ。
 前後の車から運転手の残して屈強の男たちが降り立ち、周囲に警戒の目を走らせる。
 全員がスーツ姿で銃を手にしており、その無駄のない動きからもよく訓練されている連中であるのがうかがえた。
 車が停止した周囲は高い建物が囲み、蟻の巣のごとく張り巡らされた薄暗く狭い路地には物陰も多い、もし襲撃するなら持ってこいの場所だから、厳重に安全を確認しているようだ。
 集団の中でもサングラスの奥でひときわ鋭い眼光を放つ痩身の男がリーダーなのだろう、耳に挿したインカムで部下たちに指示をだしていた。
 その彼がようやく許可を下ろすと、中央の車の扉が開いてひとりの男が降りてきた。
 今やこの国で最大の犯罪組織のボスとなったカルロス=アルメイダだ。
 人懐こい顔立ちだった若者も四十を越えて上等なスーツを着こなした今は、全身から貫禄を滲ませていた。

「お待たせしました、ボス」

 周囲への警戒の目を緩めずに脇へと立った警護リーダーが恭しく頭を下げてくる。
 その姿に、カルロスは口許をわずかに緩ませる。 

「構わんさ、ミゲル。それだけ俺の身を案じてくれているのはわかってるよ」
「ありがとうございます」

 ミゲルと呼ばれる男は、カルロスとは窮地の仲であり、長年その身の安全を守り続けていた。カルロスが、もっとも信頼を置いている人物といえるだろう。
 歩きだした主人に付き従い、その動きからいざとなればその身を盾にすることも厭わない覚悟が彼からはうかがえた。
 近年、組織の幹部への暗殺が増えており、カルロスも何度か命を狙われていた。ミゲルとその護衛チームによって命を救われたことは数えきれずほどなのだ。

「なぁに、直接、現場をみたいと無理を言ったのは俺だからな、迷惑をかけてるのは俺さ」

 組織も大きくなり構成員も増えた結果、末端までカルロスの目がいきづらくなっていた。
 それに伴い組織の規律も緩みだしていると感じており、こうして報告で気になることには自ら足を運ぶようにするのがカルロスの流儀なのだ。
 妻子を持ち、立派な屋敷をもったものの、やはり生まれ育ったスラム街の空気が彼は好きなのだ。
 こうして口実を設けては、ブラリと足を運んでいるのを付き合いの長いミゲルもわかっているのだ。
 だが、そんなふたりも予想外のことが起きた。先頭車のトランク扉が突然ひらくと、飛び出してきた人物がカルロスの背後から飛びかかってきたのだ。

「――ルイザッ!?」

 警護の隙をついてカルロスに抱きついてきたのは愛娘であるルイザであった。
 綺麗なワンピースで着飾り、父親譲りの黒髪をなびかせて、好奇心に満ちた目をキラキラとさせている十歳の女の子。
 その登場に驚かされたカルロスだが、すぐに顔を綻ばせて幼い愛娘を抱き上げる。

「えへへ、驚いたでしょう、お父様」
「あぁ、ビックリしたよ」

 悪戯が成功して満面の笑みを浮かべるルイザに、カルロスも笑顔で応えて頬にキスをする。
 犯罪組織のボスである彼だが、娘の前では父親なのだ。人目もはばからずに、娘を戯れている。

「今日はピアノのレッスンの時間だろう? また抜け出してきたのかな?」
「だって、ピアノは苦手なんだもの。それにお母様はセシリアの相手ばかりで家にいてもつまらないわ」

 まだ幼子である次女のセシリアは生まれつき病弱で、愛妻も目が離せないのだ。
 その上、暗殺未遂が頻繁に起こった対策に警護を強めており、娘を安心して学校にも通わせられない状態だった。
 お陰で護衛役のキケをひき連れて屋敷を抜け出すことも多い。密かにスラム街にでると同年代の子供たちと遊んでいるようなのだ。
 お淑やかに育って欲しいとの両親の想いとは裏腹に、男の子たちに混ざってやんちゃをしては、生傷が絶えないのだ。
 そういう所が自分に似ていて、つい強く言えずに甘くなってしまうカルロスであった。

「すみません、ボス」

 ルイザの後をおって申し訳なさそうに頭を下げてくる者がいた。褐色の肌のクリクリと癖のある黒髪の少年だ。
 まだ、十代だがたぐいまれな運転技術を買われて警護チームに抜擢されたキケことエリンケだった。
 大人ばかりの組織の中で、歳の近い彼がルイザの護衛役を任されていた。
 ルイザの方も彼を兄のように慕ってくれているのだが、どうにも彼女のやんちゃぶりに振り回されている感が拭えない。

「アタシが無理にキケに頼んだの、怒らないであげてね」
「あぁ、わかっているよ」

 エンリケも従えてカルロスは娘を抱えたまま近くの屋台を覗き込む。

「お、旨そうだな、ふたつ頼むよ」

 注文を受けて、かっぷくのよい女性は手慣れた動作で磨り潰したトウモロコシとバターを混ぜた生地を鉄板の上でのばしていく。
 すぐに周囲には食欲をそそるバターの香りを漂わせ、分厚いデコボコした生地のパンケーキが焼き上がる。
 それにお好みのジャムやミルククリームを塗って挟み込むのだ。 

「でも、お父さんはこれから仕事なんだ。これをエリンケと一緒に食べたら先に屋敷に戻っててくれるかい?」
「わかったわ、でも、なるべく早く帰ってきてよね」
「あぁ、わかってる、約束だ」

 甘い香りのパンケーキを頬張り、上機嫌になったルイザの頭を優しく撫でたカルロスは、ふたりが車に戻っていくのを見送った。
 頻繁に手を振ってくる愛娘に応えながら笑顔を浮かべるカルロスだが、脇に立つミゲルはそれどころではないようだ。
 新人がやらかしたこととはいえ、警護チームのリーダーとして失態以外のなにものでもないのだ。
 謝罪する彼にカルロスは笑って許し、エリンケを罰せずに今まで通りに扱うように厳命させる。

「ですが……」
「まぁ、いいじゃないか。ルイザのよい遊び相手になってくれているんだ、俺は感謝しているぐらいだよ」
「ですが、この後のこともありますから、注意だけはさせてもらいます」

 傭兵や警察での経験がある強者たちばかりの警護チームにあって、少年であるエンリケは異色の存在だった。
 元々はスラム街にいたストリート・チルドレンだった彼を拾い上げたのはミゲルだった。
 カルロスに娘が生まれて近くで警護する存在が必要だと考えたのだろう、自らの技術を覚え込ませるために育てきたのだ。

「だが、歴戦の強者も、子育てには手こずっているようだな」

 独身を貫いているミゲルだが、いつしかエンリケとは父子のような関係になっていたのだ。
 子育てに苦労している父親のように苦虫を噛み締めたように渋面になる彼に、カルロスは豪快に笑うのだった。

「さて、ルイザが待っているからな、早く済ませて帰ろうか」

 表情を改めたカルロスは再び歩み始めると、狭い通路の奥へと進んでいく。そこには組織の幹部が経営している娼館があるのだ。

「ようそこいらっしゃいました。むさ苦しいところですが、ささッ、どうぞご覧になってください」

 ミゲルを従えて訪れたカルロスを出迎えたのは、痩身の男だった。
 ポマードをベッタリと塗りつけた金髪をオールバックに固め、趣味の悪い紫のスーツを着ている。
 恭しく頭を下げるものの、その目は野心でギラついている。

(たしか、名はロドリゲスと言ったか)

 最近になって組織に入った新参者だが、娼婦を取りまとめて荒稼ぎしているようで、多額の上納金を納めて幹部まで成り上がってきた男だ。
 だが、その手法は女を食い物にする手口であり、目についた堅気の女を娼婦に堕としているというのだ。
 麻薬を使い逃げられなくして、廃人と化すまで使い潰す。その被害者には都市部の住人や観光客も含まれており、組織内でも密かに問題視されていた。
 それが事実なのか監査に向かわせたものの、次々と懐柔されてまともな報告書が上がってこない。
 その上、多額な賄賂を幹部連中にもばら蒔き、幹部に昇進するとともに女や麻薬を楽しめる大規模なクラブの建設計画の進めているのだ。

(やはり、裏工作に使われている金は、この程度の娼館でどうこうできる額ではないな)

 近年になってスラム街に強力な新型麻薬がでまわりはじめていた。その効果と人気はすさまじく、現存していた麻薬を駆逐しそうな勢いだ。
 問題なのはそれが燐国の組織によって開発されたものであり、カルロスの組織を介さずに流通していることだ。
 流通量を組織でコントロールすることもできずに常用者が増える一方であり、その莫大な利益が他へと流れているのだ。
 もし、この一件にロドリゲスが絡んでいるのであれば、あきらかな背信行為で粛清する必要もあるのだ。
 
(この男が絡んでいるか、俺が見極めてやる……)

 視察という名目で自ら足を運んだカルロスには、そういう思惑があったのだ。
 そうして、率先して案内役をかってでてきたロドリゲスに従って、薄暗い娼館の奥へと足を踏み入れていくのだった。


 その夜、視察にでたカルロスは屋敷に戻ってくることはなかった。
 視察に出たまま戻らぬカルロスはおろか警護チームにも連絡が取れず、留守を任されていた腹心たちも混乱していた。
 対策を練るために幹部を召集する一方で、武器を手にした構成員が集められた。
 元々の屋敷にいる警護人員に加えて各幹部のお抱えの配下まで集まった結果、屋敷にはかなりの兵力が集められていた。

――そこへ、何者かの襲撃がおこなわれた。

 火蓋を切ったのは飛来したロケット砲による爆発だ。屋敷の門を警護する連中ともども車両が吹き飛ばされたのだ。
 突然のことに混乱するところを飛来したヘリコプターから機銃掃射が行われる・
 粉砕した鉄門の残骸を乗り越えて、次々と装甲車輌が突入してくる。
 そこから降り立つのは完全武装した兵士たちだ。
 チームとして無駄のない連携した攻撃を繰り返しながら、反撃を試みた構成員を次々と骸に変えていく。
 軍隊並みに重武装した連中による強襲を受けて飛び交う怒声と銃撃の音の中、ルイザは燃えはじめた屋敷を見上げて呆然としていた。

「こっちだッ、後ろを見ずに走るんだ」

 そのルイザの手を引いたのはエンリケだった
 褐色肌の少年の胸には、彼女の妹であるセシリアも抱えていた。

「で、でも、お母様がまだお屋敷に残っているわ」
「わかってる、だが、今は走ってくれッ」

 背後での銃声は徐々に近づいており、それは襲撃者が迫っていることを知らせていた。
 組織の者も反撃を試みているものの、相手とは火力があまりにも違いすぎた。
 重機関銃で盾にしている遮蔽物ごと射抜かれ、物陰には手榴弾が投げ込まれて次々と沈黙させられている。
 それでも仲間たちは命を張って逃げる時間を稼いでくれているのだ。
 敵の目を引き付ける為に、ルイザの母親も囮となってくれており、少しの時間も無駄にはできない。
 隣接するバラ園に逃げ込み、その奥へと進んでいく。そこには昔の地下水路を使った脱出経路があるのだ。

「あと、もう少しだ」

 木々に隠れるように存在する古井戸を発見すると用意しておいたロープをルイザの身体に巻き付けていく。
 すでに背後からは銃声は聞こえない。代わりに周囲を探索する人の気配がしていた。
 泣きじゃくるルイザに妹を託すと、彼女をゆっくりと井戸の中に下ろそうとする。

「いいかい、降りたら横穴から水路に出られる。あとは教えた通りに協力者を頼るんだよ」
「ま、待ってッ。キケは一緒じゃないの? そんなの嫌よッ」
「ここを降りるには誰かがロープを持たないといけないよ。それに、連中を足止めする必要もある」

 すぐ背後まで追っ手の気配は近づいていた。悠長にしている時間はなかった。
 反論も許さずロープを緩めて、井戸の中へとゆっくりと少女を下ろし始める。

「大丈夫、僕も簡単には死んでやる気はないよ」

 井戸の底へと降り立ったルイザが横穴へと入っていったのを確認すると、握っていたロープを井戸の底へと投げ捨てる。
 そうして、追っ手の注意を引くために、ミゲルから譲り受けた愛用の銃を片手にその場を離れていくのだった。


 屋敷内の鎮圧を終えたとの報告を受けて、停車していた装甲車から一人の男が降り立った。
 燃え盛る屋敷を前にして旨そうにタバコを吸っているのはロドリゲスであった。

「おぅおぅ、こりゃまた派手にやったなぁ」

 完全武装した兵士たちによって蹂躙された敷地内は血や肉片が撒き散らされていた。
 暴力ごとに慣れたものでも吐き出すような陰惨な光景だが、紫スーツの男は気にした様子もなく悠然と闊歩していく。 
 その先には兵士らによって並べられた遺体が横になっていた。

「おッ、小煩いジジィどももちゃんとくたばったな」

 遺体の中から見知った幹部連中の顔を確認しながら、ロドリゲスは満足そうにタバコの煙を吐き出す。

「一番厄介で怖ぇミゲルのオッサンを最初に殺せたのは大きかったな。殺害予定だった幹部連中はまとめて始末できたし、あとは懐柔した連中に俺をボスだと承認させればロドリゲス・ファミリーの誕生だぜ」

 愉しげに歩みを進めていた男の足が、ある遺体の前でピタリと止まった。
 純白の貴婦人の姿がそこにはあったのだ。

「やれやれ、皆殺しにしろとは確かに言ったがな。ちょっと勿体ないことをしたかもな」

 絹糸のような綺麗なブロンドの遺体は、まるで眠っているかのようだ。その整った顔立ちに、ロドリゲスは思わず欲情しそうになる。
 女は金を産み出すモノとして扱ってきた男の目からしても、彼女だけは別格だった。
 元はスラム街出身のモデルとかで、その端麗な様子に似合わず勝ち気な性格でも有名だった。
 交通事故で出会った犯罪組織のボスであるカルロスにも悠然と対峙して怒鳴りつけたのはスラム街の住人なら有名な逸話なのだ。
 それが切っ掛けで交際をはじめ、結婚したふたりを街の住人たちも祝福したのだ。
 はじめて彼女の姿を間近でみたロドリゲスも心を奪われていた。
 幹部に昇進して、屋敷に訪れるたびにいつか自分のモノにしたいと思っていたのだが、それが叶わなかったのが残念なのだ。

「チッ、まぁいいさッ」

 未練を振り払うように踵を返して、ロドリゲスはその場をあとにする。
 彼を出迎えるように襲撃した集団が整列して待っていた。
 軍隊のように装備を整えた都市迷彩服の兵士たち。その陣頭にいるのはベレー帽を被った壮年の指揮官の男だ。彼らは一様に腕に黒犬の部隊章をつけていた。

「殲滅との依頼だったが、ご不満だったか?」
「いいや、満足だよ、ワイズマン大尉。さぁ、警察や軍が来る前に撤収しよう」

 指揮官の号令によって、兵士たちは車輌にのって分散していく。
 それを見送ったロドリゲスは着陸してきたヘリコプターへと指揮官とともに乗り込んでいくのだった。
 その夜、ロドリゲスによって残った幹部の緊急召集が行われて、満場一致で彼を新たなボスとすることが正式に決まった。
 クーデターによってスラム街を統治していたカルロスの組織は一夜にして消滅し、新たにロドリゲスをボスとする新たな犯罪組織が発足するのだった。


もし、読まれてお気に召しましたら
よかったら”拍手ボタン”を
押して下さいませ。


web拍手 by FC2