強者の定義 狙われた教壇のヴィーナス

【17】  肉欲に溺れ、堕ちていく肉体

「朝だぜ、センセイッ」

 深い眠りから無理やり叩き起こされた瑠華は、極度の疲労と睡眠不足で朦朧としていた。
 だが、起こした男たちは気にした様子もなく、両腕を左右から掴むと引きずるようにして別室へと連れ出していく。
 そこは、尊将が使用している特別調教室ではなく、部下の彼らに使用を許された別の調教室であった。普段は、尊将からのお下がりである女性たちを再調教と称して犯す為に使用されており、特別調教室ほどではないにしても、様々な女を責める道具が並んでいる。
 そこに、尊将の部下である男たちが全裸で待ち構えており、瑠華が連れ込まれてくるとすぐに取り囲んで、手を伸ばしてくるのだった。

「おら、時間がねぇんだ、早くしろッ」
「うぐぅ、おごぉッ」

 艶やかな黒髪がいきなり掴まれ、いきりたった肉棒を咥えさせられる。
 喉奥を突かれ、こみあげる嘔吐感。それに必死耐えると、瑠華は抗うことなく頬をすぼめ、咥えた肉棒に舌を絡めて奴隷奉仕を行いだす。

「んッ……うむッ……」

 首を振ってのスロート、唾液に濡れ光る肉棒が瑠華の艶やかな唇の狭間から出入りを繰り返す。
 口腔で締め付けながら、舌先では裏筋を刺激する。時折、傘の裏などにも刺激を与える姿は、手慣れた様子であった。
 
「うぅ、なかなか巧くなったじゃぁねぇかッ」

 男のツボをおさえた甘美な奉仕に、厳つい顔がみるみると緩んでいく。

「そりゃ、尊将坊っちゃんだけでなく、こうして俺らが毎日チ×ポを咥えさせて、特訓してやってるからなッ」
「そうだぜぇ、お陰で坊っちゃんも機嫌良いし、感謝しろよなッ」

 フェラチオの刺激に酔いしれる男の言葉に、瑠華の手を取りそれぞれ肉棒をしごかせはじめた男たちが応じた。
 そう、尊将の部下である彼らに、はじめて犯されてから1週間が経過しようとしていた。
 当初は尊将に発覚を恐れ、犯しつつも慎重に行動していた彼らであったが、気付かれる気配がないと知ると、次第に大胆になっていった。
 今では、夜だけで満足できず、朝も口腔奉仕だけでなく秘部も犯すようになり、更にはこのように自分たちに使用が許可されている調教室へと連れ込んでは、本格的に責め立てるようになっていた。
 瑠華の身が尊将の手から離れる僅かな時間がくると、担当の者だけでなく他の者までもが仕事をサボって押し寄せてくる始末で、今朝も朝の勤めと称して、尊将の食事の用意で手が離せない者を除く15人の男たちが瑠華に群がり、犯すのであった。

――横になった男の上に跨がり、騎乗位で犯されながら自ら淫らに腰を振るように強要させられる。

――締め付ける乳枷によって張りの増した豊乳がユサユサと弾み、そのたびに先端につけられた銀色のリングが冷たい光を放つ。

――脇に立つ男たちの肉棒を咥え、両の指を絡ませての奴隷奉仕をさせられ、少しでも疎かになろうものなら頭を小突かれた。

――連日におよぶ調教の連続で美貌はやつれ、強き光を宿していた瞳から光は失われており、男たちの要求に抗うことなく大人しく従っていく。

 その姿は、颯爽としていたかつての天羽 瑠華を知る者には、まるで別人の様相であった。
 犯されながらも、従順に奴隷奉仕を行う美貌の女教師。目の前の奴隷調教の成果に、男たちは嗜虐で高ぶった顔を見合わせ、満足げな笑みを浮かべた。



 男たちに散々犯された瑠華は、簡単な清めの後に牝犬拘束を施され、廊下へと連れ出された。

(…………?)

 首輪の鎖を曳かれて四つん這いで歩みながら、瑠華は連れ歩かされているのが、いつもと異なるルートであるのに気が付く。
 同じような造りが続くために迷いそうな施設であったが、毎日連れ歩かされている間に、今では大まかな位置を把握できるまでになっていた。
 もちろん今までも異なるルートを進む事はあった、だが、一定のエリアから出る事はなかった。それが今日は、そこから踏み出して進んでいるのだ。
 それが間違いでない事は、すぐに知ることができた。瑠華の目の前に、鉄格子の扉が現れたからだ。さらに、その向こうにはエレベーターを確認すると、僅かに瑠華の瞳に光が戻る。

――ガラガラガラ……

 先頭の男が天井のカメラに合図を送ると鉄格子の扉が音を立てて開き、そのまま男たちに連れられてエレベーターへと乗り込んでいく。
 周囲をかこむ男たちはニヤニヤと意味深な笑みを浮かべるだけで何も言わない。瑠華が戸惑う中、エレベーターはゆっくりと上昇していった。

――チンッ

 到着音と共にエレベーターの扉がゆっくりと開いていく。

(――ッ!?) 

 眩い光差し込むその先に、ニタリと笑う尊将が立っていた。
 だが、瑠華を驚かせたのは尊将の存在でなかった。その背後に広がる青空にであった。

(ここは……)

 エレベーターから連れ出されたそこは、建物の屋上に造られた空中庭園であった。
 一面に芝生が引き詰められ、所々に植えらた手入れの行き届いた木々。その隙間から建物の周囲の様子を垣間見る事ができたのだが、鬱蒼と繁った森林が四方に広がり、民家などの他の建物を視認する事が出来ない。
 まさに、陸の孤島とも呼べるような場所に監禁されているのだと、瑠華はようやく理解した。

「ウヒヒッ、久々の太陽は気持ちいいだろう? 瑠華ぁ、従順な牝にご褒美をやる寛大な俺様に感謝しろよなぁ」

 呆然とする瑠華の様子が面白くてたまらないのだろう、ニタニタと気色悪い笑みを浮かべ、尊将は上機嫌であった。
 その上、野外だというのにすでに全裸になっており、でっぷりと弛んだ腹の下では人並み外れた肉塊が勃起して、先端からタラタラとカウパー氏線液を滴らせている。

「今日は少し趣向を変えて、楽しませてやるからなぁ。ぐふッ、まずは青空の下で朝食と洒落こもうぜ」

 背後には豪勢な料理が並ぶテーブルが控えており、尊将はその脇の椅子にドカッと座ると大股を開いてみせる。
 すると、なにも言われぬとも瑠華は四つん這いのまま近づき、迷うこともなく股間へと顔を埋めていく。
 奇麗な舌が、毒茸のように不気味に傘開く尊将の怒張へと伸ばされる。

――ピチャッ、ピチャッ

 淫液焼けして赤黒く変色した怒張に、唾液を塗り付けるかのように舌腹が押し付けられる。

「んッ……ふぅン……」

 エラのくびれ、怒張の裏側へと柔らかな舌先を這わし、肉茎、そして陰嚢部へと舌を進めていく。
 男たちに教え込まれたテクニックを駆使して、奴隷奉仕に没頭していく瑠華。
 その瞳は次第に潤み、息を荒らげはじめると、物欲しそうに蜂腰を揺すりだす。

「あぁン、ふぅんんッ」
「ぐふふ、旨そうにしゃぶりやがって、俺様のはそんなに美味しいか?」
「あぁ、尊将様のチ×ポ、スゴく美味しいですぅ。早くザーメンを飲ませて下さい」
「そうか、そうか、今日もたっぷり飲ませてやるからな」

 我慢できないとばかりに瑠華が目の前の怒張を咥えると、尊将はクチャクチャと食べ物を頬張りながら、その黒髪を掴んで激しいイラマチオを開始する。

「うむぅ……ぐぅぅッ……」
「すっかり口でも感じるようになりやがって、ヒヒヒッ」

 咽奥を突かれ、激しいえづきに襲われる瑠華。だが、その尊将の言葉を肯定するように、苦しげな呻きをあげる瑠華の鼻先から切なげな音色が漏れはじめ、奉仕を続けながら被虐の雰囲気を漂わせはじめる。
 その熱のこもった口腔奉仕の様子に、周囲に立つ部下たちがゴクリと唾を飲み込んだ。その服の下では、先ほど精を出したばかりだというのに、肉棒が痛いほど充血していて、目の前の光景に羨ましげな様子を隠せずにいた。
 その男たちの様子は、尊将の肥大した自尊心を大いに満足させ、髪を掴んだ手をさらに激しく動かさせるのだった。

「うぐぅッ、うげぇぇッ」

 ついに根元近くまで飲み込まされ、背中を激しく痙攣させる瑠華。それでも、ディープ・スロートを止めることなく一心不乱に肉棒への愛撫を繰り返す。

「あーッ、たまらねぇ。そろそろご褒美を出してやるからなッ」

 尊将は両手で掴み直した頭部を激しく上下に揺すり、怒張全体をしごかせる。
 そして、真っ赤に染まった瑠華の美貌が苦悶に歪む中、ついには咽奥へと白濁の精が放たれるのだった。

「おぉぉぉ……くぅぅッ、一滴も溢すんじゃねぇぞッ!!」
「んぐぐぅ……うんぐぅ……」

 強烈な苦みと腐臭のする濁液が咽奥へと注ぎ込まれる。その量のなんたる多さか。だが、瑠華は咽を鳴らしながら、全てを飲み干していった。
 それどころか、さらに精を放っても硬さを失わない怒張を、まるで愛しいモノのように丹念に舌で清めていくのだ。

「うひひッ、瑠華は、すっかり俺様のチ×ポにぞっこんだよなぁ。よしよし、今日もたっぷり味わせてやるからなぁ」
「あぁ……」

 恍惚とした様子を見せる瑠華にそう告げると、尊将は早々に食事を切り上げて青空の下での調教を開始するのだった。



「おらおら、どうだッ!! 気持ちいいかよ?」
「ひぃッ、い……いいですぅ……気持ちいいですぅッ」

 後ろ手に拘束しなおされた瑠華は、芝生の上にあぐらをかいた尊将の膝の上に跨らされて、正面座位で犯されていた。
 ボリュームのある尻肉を掴まれ、上下に揺すられるたびに乳枷で締め付けられた乳房が悩ましく波打つ。

「あぁン、い、いぃ……くぅぅン」
「おらおら、もっと腰を振り立てろッ」

 蜜壺に深々と埋め込まれた剛柱でグイグイと突き上げられると、激しい喘ぎ声と共にアイマスクの施された美貌が仰け反る。
 さらに、揺れはずむ乳房へとヌメる舌腹が差しだされ、硬く充血した乳首を粘っこくしゃぶりつくされると、さらに喘ぎを高めていく。

「すっかり俺様のモノに馴染んだようだなぁ。うひひッ、こうされるの瑠華は大好きなんだよなぁ?」

 尊将は不気味な笑い声をあげながら、惚れぼれするほど引き締まった腰を両手で掴んだ。
 そして、深々と貫いたまま左右へとこねくり、回転させはじめた。

「あッ、あぁ……そこは、あぁぁン、た、たまんないッ」

 ただでさえ性経験が豊富といえなかった彼女だ、もちろんGスポットを責められる経験などなかった。それが連日犯され、イカされ続けた結果、今ではGスポットを重点的に責められただけで腰砕けとなり、すぐにイキ止まらなくなるまでに肉体を開発されてしまっていた。
 恋人では得ることのできなかった、意識が吹き飛ぶほどの激しい絶頂感。それを肉体に嫌というほど刻み込まれた瑠華は、今では自然と長い脚を尊将の腰に巻き付け、自らも腰を淫らに振り立てて、身悶えしてしまう。
 そうして、口端から涎を垂らしながら、毛嫌いしていたはずの少年と唇を重ね合わせると、熱烈に舌を吸い合い、注ぎ込まれる唾液を嚥下までするのだった。

「あぁ……も、もぅ……」
「なんだ、もうイキたいのかよ? 堪え性がない先生だなぁ」
「あぁ、だって……お、お願いします。ど、どうか、瑠華を……たくましい尊将様のチ×ポでイカせて下さいッ」
「うひひッ、そうか、そうかぁ。なら、どうせなら、そこに立っているヤツにも派手にイクところを見てもらおうぜッ」

 ニタリと嗜虐の笑みを浮かべた尊将は、瑠華の片足を持ち上げると、挿入したままグルリと身体を反転させて背面座位へと体位を変えた。
 そして、両脚を膝をまたぐように大股開きにさせると、アイマスクへと手を伸ばしていく。

「あぁン、イカせてぇッ」

 絶頂寸前で焦らされた為に、半泣き状態で切なげに腰を振りたくる瑠華。その頭部からアイマスクが外され、突然の明るさに目を細めた。

「うぅ……なにを…………ッ!?」

 徐々に視界が回復するにしたがい、被虐の快楽に溺れていた眼が大きく見開かれていく。
 彼女の正面、そこに男たちに連れられた紅樹 琴里の姿があったからだった。




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