THIN LINE(シン・ライン)

「ほら、早くしないと待ち合わせで待っているアイツが不審がっちゃうよ? 女主将さん」
「くッ、わ、わかってるわよ……」

 幼少から祖父の道場で剣道を習い、今はウチの学園の剣道部主将も務めているコイツ、藤袴 明凛(ふじばかま あかり)。
 常に冷静沈着で凛とした容姿に、キリリとした眼差しだから、正月の着物姿も様になっている。
 そんな彼女が、竹刀を持って猛々しい時と同様にキッとこちらを睨み付けていた。
 参道から外れや木々の中、藪のすぐ向こうでは参拝客で賑わってきていて、周囲をさかんに気にしているようだった。

「早く行きたいなら、とっとと言われた通りにしたら?」

 そう言って、こちらは相手を小馬鹿にするようにニヤニヤと余裕の笑みを浮かべてみせる。

(そうそう、簡単に心が折れないでよね。じっくり楽しませてもらうから) 

 こちらの様子にギリリッと歯を食いしばり、拳を痛いぐらい握りしめて肩を震わす女の姿が嗜虐心を刺激して、ゾクゾクと楽しませてくれる。
 
「言う事聞けないなら、この映像をアイツに見てもらってもイイんだよ?」
「――ッ!? だ、だめッ! それだけは……」

 手にしたスマホ。その画面に映し出されたのはこの女の映像。

―― 何本もの手で抑え込まれ、道着が剥ぎ取られて柔肌を晒していく姿だった ――



 約1週間前、日が暮れた道場でひとり稽古をしているこの女がいた。
 散々、コイツに痛い目を合わされた連中を集めると共に、私は周到に用意していた。
 事前に、その日は家の者は全て出払っているのを知っていたし、コイツが外泊する予定だったのも、その目的もよく知っていた。
 そして、道場に使っている建物が大勢の人間が打ち合う稽古の音が外に漏れない程度に防音性が高いのも確認済みだし、それを管理している人間の弱みも握り、金も持たせて目を人払いさせもした。
 更に、コイツの強さも十分以上に知ってたから、稽古を終えて更衣室に入った所を襲わせもした。

―― だけど、この女は、それでも予想以上に強かった ――

 ポニーテールの髪を揺らしながら無駄のない流れるような動きで竹刀を振り、次々と男たちを打ち倒していく。
 明らかに不利な状況なのに、その容姿に焦りは見えず、冷静沈着に背後を取られないように位置を移動していく。
 物陰から見ていた私は、その強さ、その姿に痺れ、見惚れていた。
 そして、それと同時にそれをどうしても壊したいという黒い欲望を止める事が出来なかった。

――だから、スマホを取り出すと次の指示をだした。

「もしもし……」

 建物の外に控えていた他校の不良どもを増員として建物内に招き入れて、次々と襲わせた。
 その数が40人を越えると、流石のコイツも多勢に無勢。次第に疲労の色が見え、なんとか退路を探そうとしだす。
 だけど、建物の出入り口は完全にロックさせていたので、そこからも逃げ出すことも出来ず、次第に追い詰められていった。

――そして……近くで倒れていたふりをした男に、脚を抱え込まれて動きを封じられていまった ――

―― 無理矢理、引き摺り倒され所を、すぐに竹刀を奪われ、次々と伸びる手によって抑え込まれていく ――

―― 必死に抗うのだけど、道着をナイフで切り刻まれ、次々と破り捨てられていき、その白い柔肌を晒していく ――

―― そうして全裸姿に剥かれたところを、無理やり引き起こさ、緊縛マニアの変態趣味の男によって、どす黒く染まった麻縄が巻き付けられていった ――

―― 男たちによって後手に組まされた両手首に巻き付く麻縄の感触に嫌悪の悲鳴を上げるコイツ ――

―― 小ぶりだけど形のよい乳房の上下にも巻き付けられ、更に脇の下でギュッと締め付けられ、首縄も通されるてガッチリと上半身を緊縛される ――

―― 今度は惚れ惚れするスラリとした長い両脚をM字開脚するように折り畳まれ、太ももと脛にグルグルと麻縄が巻き付き、キッチリと胸縄に括られてしまう ――

―― そうして四肢を小さく折り畳まれ、秘部も隠せぬ姿に無様な緊縛されると、羞恥で顔を真っ赤に染める姿を晒した ――

―― それでも涙目ながらも気丈に叫ぶコイツだったが、その煩い口に、男根を咥えこまされ、ろくに濡れてない秘部にも挿入を開始させると、その美貌をグシャリと歪めた ――

―― 秘部から純潔の血を流し、激しく痛がるコイツの姿に、乾いた笑みを浮かべながら目を血走らせる男たち ――

―― くごもった呻き声をBGMに次々とコイツを犯し続ける。だけど、周囲で待つ男たちは多く、ついにはアナルまでも挿入されると、ついには穴という穴を犯され泣き叫ぶ続けた ――

―― そうして、夜が明ける頃に男たちが満足すると、コイツは、閉じない3穴から白濁の液を溢れだして白目を剥いている無残を晒していた ――

 そうして、胃の中も膣内も腸内も男たちの白濁の汚液が溢れるぐらい注ぎ込まれ、コイツが犯され続けたのがクリスマスイブの夜。
 それを最後まで見届けずに、私は幼馴染であるコイツの彼氏と共にいた。
 デートの約束をすっぽかした親友に代わり、私が気落ちしていたアイツを慰めてやる。 そうして盛った薬の勢いを使い、肉欲を抑えられなくなったアイツ相手に私は念願を叶える事が出来た。


「前と後ろにローターいくつ入るかなぁ」

 着物の裾を自ら上げさせ、下着を身に着けていない下半身を露出させる。
 これだけ見ると、傍からは痴女に見えるような状景の中、私は跪くと、カバンから用意した淫具を取り出していく。
 秘部とアナルに、アイツでも試した妖しげなクスリを塗り付け、ローターを次々と押し込んでいく。

「そ、そんなに入らない……」
「また嘘ついてッ! ほら、ドンドン入るよッ」

 目を爛々とさせながら、もうこれ以上は無理というぐらいの数を押し込むと、こぼれ出ないようにお尻から薄めの淫毛まで、ガムテープを貼り付けて封をする。
 更に、コードで垂れ下がるいくつもの電源BOXも、連日の調教の縄の跡が残る太ももの内側にガムテープで張り付けていった。

「はい、終了ッ。折角、久々のデートを許可してあげてるんだから感謝しなさいよねーッ」
「こ、こんな姿で……あ、あぁッ」

 手元のリモコンスイッチをONにすると、激しく動き回るローターの刺激で、抗議しようとした強気の表情が、すぐにキュッと眉をハの字に折り曲げた弱気の顔になる。次第に、肌を上気させ、視線が蕩け、息を乱れさせながらモジモジと切なそうに腰を振りはじめた。

(連日、男たちに犯されて調教開発されて敏感になってるから、これでクスリの効果が出てきたら、凄い事になるわね)

 口元浮かんだ乾いた笑みを収めると、コイツの手を取って、待ち合わせ場所へと向かう。

 親友だったこの女は、私の大事なアイツを奪った。

 私の想いも知ってたのに……

 私の事、応援してるからと言ってたのに……

 でも、気が付けば、アイツはこの女を選んでいた……

 こっそりとデートしている姿を見かけ、2人が付き合っている事に気が付いた時の私の想い……

 逆恨みだと分かっていても、止める事なんて出来ない……

 大好きだったからこそ、恨まずにはいられない……

 だから、私は行動に移した……

 待ち合わせ場所に行くと、アイツが私たちを待っていた。
 どこかぎこちない笑顔をみせながら、視線を合わせずらそうにしている。
 そんな2人にニッコリと微笑むと、大勢の人の賑わう参拝へと向かう。

 大好きだった幼馴染のこの男にも……

 憧れでもあった大好きだったこの女にも……

 私と同じ想いを嫌ってほど味あわせてあげる……

 そして、徹底的に壊してやると決めたんだもの……

 その決意を胸に、私は新年を迎えた。
 




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