昏い欲望 −ある女生物教師の願望− (4/4)

 その日から私の日々は充実するようになった。
 あの日、少年らがのびている間に全員の素性を把握した私は、股間をさらした全裸姿もバッチリと写真におさめると、その場から姿を消した。
 それから数日、事実がいつ露見すか恐れていた彼らの姿を横目で楽しみながら準備を進めると、放課後の誰もいない生物室へと呼び出した。
 あの夜の相手が私だと気付いていなかった彼らは、私の呼び出しに怪訝そうな顔をしていた。中にはいつも通りに私をからかう子もいたけど、メガネを外してまとめていた髪をほどくと、途端に顔を青ざめた。
 ようやく状況を理解できた彼らに、私は優しく微笑むと用意していた言葉を口にする。

「ふふ、ねぇ、私もあなたたちの奴隷にしてもらえない?」

 そう聞いてはみたけれど、もう彼らに選択権がないのはわかっていた。彼らもそれは理解していたけど、私の真意をはかれずにいるようだった。

「話は単純、もっともっと翼先生のことを知って親しくなりたいの」

 その言葉に偽りはなかった。彼女の無惨で無様な姿には確かにショックを受けたけど、それは憧れの存在としてだった。
 崇高な存在として崇めるのが崩れた今は、その裏で蠢いてた彼女への熱い恋慕に気が付かされていた。
 その想いを素直に受け入れてみれば、あの彼女の無惨な姿も違ってみえてくる。ヘッドギアに隠れた素顔には、どんな牝の顔をさらしていたのか、どんな声で淫らに悶え啼いていたのかを知りたくて、想像するだけで激しくイキそうになってしまう。

――だけど、彼女に同性である私からの愛を受け入れさせるのはハードルが高い……

 それをクリアにする手段として、目の前にいる少年たちは実に役に立ちそうだった。

「それと、もうひとつ提案があるのだけど……」

 戸惑う彼らに続いて提案したのは、私が顧問をしている生物部への入部だった。
 それを聞いてますます不思議そうにする彼らだけど、人気のない生物室を遅くまで使えることや、顧問という形で大人の私がいるメリットなどを次々と説明していくと興味を持ち始める。
 そこに、この数日に用意していたモノを畳み掛けるように提示していく。それは学園近くにある中古マンションの一室。それを買い取って秘密の隠れ家として提供するというモノだった。
 2LDKのマンションは築年数はたっているけど広さは充分で、実はすでに購入はすんでいて誰でも開けれる暗証ボタン式の玄関や防音設備など、溜まり場として必要な改装工事も頼んでいた。

「そこを自由に使って、好きなだけ淫らに楽しんでいいわよ」

 そんな甘い囁きと共にタブレットで今後の購入予定である調教設備や道具のサイトを見せながら、その先のプランをいろいろ聞かせていく。すると、彼らは次第に興奮した様子をみせはじめて、最後には喜んで私の提案を受け入れていた。

(それはそうよね、彼らからしたら鴨がネギどころか鍋セット一式もって現れたんだから……)

 普通ならそんな旨すぎる話を警戒するところだろうけど、あの夜の色狂いした私を見ているから良いように解釈してくれた。
 それに私が経験させた性技の快感が忘れられないのは、その膨らんだ股間と私を見る獣欲でギラつく目でわかる。だから私は着ていた白衣を脱ぎ捨てると、その下に着ていたボンデージ衣装をさらして彼らを誘った。

――もうすぐ長い夏休みがはじまる……

 そうなれば自由な時間と人目を気にせずにいられる場所をえた少年らが、歯止めが効かなくなるのは容易に想像できた。
 その暴走によって愛しい彼女はさらに貶められて、無惨なまでに堕とされていく。そんな姿を、特等席で見れると考えるだけでゾクゾクして濡れてしまう。
 そして、肉体的にも精神的にも逃げ場がなくなっていく彼女を唯一理解してあげて支えられるのは私だけ。その為にも、少年らを使ってとことん追い詰めて、私から絶対に逃げられないようにするつもりだった。
 だから、私はすすんで彼女と同じ少年たちの性奴隷になると同時に彼女を貶める共犯者へとなった。

「ふふふ、ホントに楽しみ」

 理性の枷から解放された私は今や自由だった。自分の強欲を受け入れて、それを満たすのにもう躊躇することはない。

――この子らを使って、私は自分の昏い欲望と底無しの肉欲を満たしてみせるわ

 テーブルの上に横たわって妖艶な笑みを浮かべた私は、獣欲のままに群がる少年たちに犯されながら全身を歓喜で震わせていった。




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